(画像)ハワイ観光ヘリ墜落の犠牲者、機種、原因、場所を特定。

ハワイのホノルル近郊で観光ヘリが墜落し三人が犠牲になりました。

ハワイ・ホノルル近郊で観光用ヘリ墜落 3人犠牲

ハワイ・ホノルルの近郊で観光用のヘリコプターが墜落し、乗っていた3人が犠牲になりました。

現地メディアによりますと、先月29日午前9時ごろ、ホノルルの中心部から北東に15キロほどの道路上にヘリコプターが回転しながら墜落しました。パイロットと乗客合わせて3人が犠牲になりました。路上の車が破損しましたが、周辺の住民にけが人は出ていません。犠牲者の身元は明らかにされていませんが、ホノルルの日本総領事館によりますと、日本人はいないということです。アメリカ連邦航空局などが事故の原因を調査しています。

出展:https://news.yahoo.co.jp/pickup/6322091

現地メディアによりますとこの事故で日本人は巻き込まれなかったとのことですが、どんな事故だったのでしょうか?

運行会社名、機種、場所、事故の原因、犠牲になった原因、犠牲者の確認ができましたのでどうぞ。

 

1. 事故概要

事故が発生したのはハワイのオアフ島、カイルア湾近くの住宅街でオネアワ通り(南北の通り)沿い、カラマ通り/オロマナ通り(東西の通り)の間です。

事故当時の様子

出展:https://www.kitv.com/story/40385953/update-three-dead-after-tour-helicopter-crashes-in-kailua-neighborhood

 

事故を一部始終見ていた地元の住民キース・ヨシカワさんによりますと、

「ヘリコプターが自宅周辺をかなり低く飛んでいたので見守っていたら、突如分解し、燃料タンクがもげるのを目撃し、機体が回転しながら落下し地面に直撃した。すぐに火の手があがり救急隊・消防車が駆けつけたものの火の回りが早く生存者を助けに現場に飛び込むことができない様な状態だった。」とインタビューに答えておられました。

現地でも詳細は確認中ですが、機体は最初から通常の運行ルートを離れて飛行していた様ですね。 機体の調子が悪かったのか?パイロットの調子が悪かったのか?確認がのぞまれます。

2. 事故機について

事故をおこしたのはRobinson R44型のヘリコプターです。

ロビンソン R44
• 用途:汎用ヘリコプター
• 製造者:ロビンソン・ヘリコプター
• 初飛行:1990年3月31日
• 生産数:5,300機以上
• 運用状況:生産中

アメリカ合衆国のロビンソン・ヘリコプターが開発した小型ヘリコプター。

1990年初飛行。

胴体長:9.0m
主ローター直径:10.1m
自重:658kg
ペイロード:408kg
エンジン:ライカミングIO-540-AE1A5 6気筒水平対向レシプロエンジン 245hp
乗員:1または2名
乗客:乗員含め4名
最大速度:240km/h
巡航速度:200km/h
航続距離:560km

ロビンソン・ヘリコプターはロビンソン R22の開発・製造で成功を収めていた。R44は、その成功を受けて、拡大型として開発された機体である。機体のおおまかなレイアウトはR22を継承しているが、新設計の機体であり、キャビンもR22の複座から4人乗りに拡大されている。主ローターは2翅で、セミリジッド方式のハブを持つ。尾部ローターも2翅で、安定板の左側に付けられている。1986年より開発が開始され、1990年3月31日に初飛行した。1992年12月にFAAの型式証明を取得し、1993年1月から引渡しが開始されている。当初より販売成績は好調で、2011年時点で5,300機以上が生産されている。
初期型にはアストロ(Astro)との愛称が付けられ、2000年からは操縦装置に油圧補助が付いたレイブン(Raven)が開発された。2002年からはエンジンやローターが改良されたレイブンIIとなっている。

出展:https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AD%E3%83%93%E3%83%B3%E3%82%BD%E3%83%B3_R44

ポピュラーな機体で幅広い用途に使われているベストセラー機です。

設計不良などによる事故は過去に報告されていません。

3.事故機の運営会社

当機はパイロットのニコル・バンデラさんが代表を務めるNovictor Helicopters社に貸し出されていました。

トリップアドバイザーに日本語でも観光案内がだされています。

出展:https://www.tripadvisor.jp/Attraction_Review-g60982-d5986637-Reviews-Novictor_Helicopters-Honolulu_Oahu_Hawaii.html

Novictor Helicopters社概要

 

出展:https://novictorhelicopters.com/company/

代表の写真(Linkedin より)

日本人にも人気の観光ヘリを運営されている会社ですね。

Novictor Helicopters社では昨年10月にKaneohe Bayでも事故を起こしており(その事故では3名が重症を負っています)、半年間に2度の重大事故が発生していることからその管理体制が問われることになりそうです。

4. 犠牲者

犠牲者3名のうち2名は特定されていますが、あとの1名は現在確認中とのことです。

(1)パイロット-Joseph G. Berridge(ジョセフ・ベリッジ)さん

 

出展:Facebook

ジョセフさんは2週間前にニュー・メキシコ州からハワイに観光ヘリコプターのパイロットになる為に赴任されたばかりだったとのことです。

Robinson R44だけではなく複数の機材での免許をお持ちだった様です。

(2)Ryan McAuliffeさん

シカゴから観光のためにハワイを訪問されていた28歳とのこと。

(3)確認中の方

5. ネットの声

6. まとめ

日本人にも人気の観光ヘリでおきた痛ましい事故ですが、事故の真相原因の解明がのぞまれます。

同乗者の方には楽しいはずの旅行が台無しになり大変お気の毒でした。

この様な事故が無くなること、そしてご冥福をお祈り申し上げます。

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