ノートルダム寺院火災で失ったもの、無事だったものまとめ

AFP時事通信によりますと、パリの消防等聞くがノートルダム寺院で発生した火災が鎮火したことが発表されています。

 

ノートルダム寺院の火災が鎮火、パリ消防当局

【AFP=時事】フランスの首都パリの消防当局は16日午前、世界的に有名な建造物であるノートルダム寺院Notre Dame Cathedral)で発生した火災が鎮火したと発表した。

消防当局の報道官は、出火から約15時間が経過した同日午前10時(日本時間午後5時)ごろ行った記者会見で「火全体が消し止められた。現在は調べを進めている段階だ」と述べた。また、木製の屋根によって火が「非常に速く」延焼したことも明らかにした。【翻訳編集】 AFPBB News

 

現在は損傷を確認している状態ですが、現時点で判明している寺院の一部で消失してしまったもの、難から逃れたものをリストにしてみましたのでご確認ください。

 

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1. そもそもノートルダム寺院とは

パリのノートルダム寺院とは、正確にはNotre Dame Cathedral de Parisと言い、パリのノートルダム大聖堂が正式名称の、パリのシテ島にあるローマ・カトリック教の大聖堂です。

(ちなみにノートルダム寺院というのは、世界中至る所にありますのでパリの大聖堂と呼ぶのが正しいのです。)

ゴシック建築を代表する建物としても有名です。

ノートルダムとはフランス語で「我らが貴婦人」という意味で、聖母マリアを指します。

周辺の文化遺産とともに1991年にユネスコの世界遺産に登録されている美しい建物で尖塔、フライングバットレス、ガーゴイル、バラ窓のステンドグラスなどが有名です。

1163年に着工され1225年に完成。最終的な竣工は1345年と200年近く建設に時間が費やされています。

ファサードを構成する双塔は1250年に至るまで工事が続けられ、ヴォールトを支えるフライング・バットレスは12世紀に現様式に取り替えられています。

全長127.50m、身廊の高さは32.50m、幅は12.50mと、当時は世界最大級の教会でした。

2. ノートルダム寺院火災で失ったもの

BBC通信によりますと、焼けた部分は下の赤色でマーキングされた部位でその他は無事だった模様です。

出展:https://www.bbc.com/japanese/47943194

 

一方で、この画像だけでは分かりにくいので、何が消失したのかと何が無事だったのかを補足させていただきます。

(1)尖塔- The Spire

この93メートルの高さの塔は、ビクトル・ヒューゴーの名作「ノートルダムのせむし男」が大ヒットした直後の19世紀の大改築で取り付けられた部位です。

出展:http://www.notredamedeparis.fr/friends/the-spire/

 

その根っこ辺りから出火したと見られており、木製のため火の周りが早く燃え尽きてしまった様です。

(また、この塔は損傷が激しく、銅板の付け替えや木材の入れ替えなど大幅な改修工事がなされている最中にありました。)

(2) 屋根部分-The Forest

教会全体は石でできていますが、屋根の部分のみ木材(ですから、The Forestという名前がついているのです。)でできていました。殆どの部位が13世紀に作られたもの(1160年から1170年の間)で建造物に使用されている木材としては記録にも残る古いものだった様です。

3. ノートルダム寺院火災で無事だったもの

これらは幸運なことにまったく被害を受けずに無傷だったとのことです。

(1)銅像、石像、ガーゴイル

 

出展:https://kathrynwarmstrong.wordpress.com/2016/06/27/the-glory-that-is-paris-cathedrale-notre-dame/statues-on-roof-of-notre-dame-cathedral-paris/

出展:https://wanderwisdom.com/travel-destinations/The-Gargoyles-of-Notre-Dame-Cathedral

 

大聖堂の屋根の部分に魔除けやアクセサリーとして植え付けられていたこれらは、大改修のために、事前に取り外されていたということで難を逃れました。

(2)ベル塔とベル

 

2つのベル塔

ベル塔の内側

出展:https://kays-kitchen.co.uk/2016/05/15/paris-travel-diary-part-2/

ベル

出展:https://kays-kitchen.co.uk/2016/05/15/paris-travel-diary-part-2/

 

未だ詳細は確認中ですが、火事が発生した箇所から離れていることからこの2つのベル塔と中にあるベルは無事だろう・・・と推測されています。

この中の中心的なベルはEmmanuel Bellという名前がついており、15世紀に作られたものです。

第二次世界大戦の終了時や昨年9月11日のパリのテロ攻撃時にも鳴らされたことで有名です。

(3)Crown of Thorns

磔にされたキリスト像の頭に被せられていた棘の王冠は貴金属・宝石で作られていましたが、無事でした。

出展:https://edition.cnn.com/2019/04/15/europe/notre-dame-artifacts/index.html

 

(4)バラ窓のステンドグラス

1200年代に作られたこのステンドグラスの無事が確認されました。

出展:https://edition.cnn.com/2019/04/15/europe/notre-dame-artifacts/index.html

ガラスは熱と衝撃に弱いのですが、無事がわかってよかったですね。

(5)パイプオルガン

出展:https://edition.cnn.com/2019/04/15/europe/notre-dame-artifacts/index.html

中世の時代に作られたこのオルガン、音響メーカーにより最新の技術でのテコ入れがなされていますが、500年以上前の部品も多数使われており、火事により損傷が無かったことで今後の演奏にも問題なく使えそうとのこと。

4. 状態を確認中のもの

(1)聖釘

出展:https://edition.cnn.com/2019/04/15/europe/notre-dame-artifacts/index.html

聖遺物のひとつで、イエス・キリストが磔にされた際に手足に打ちつけられた釘であるとキリスト教内で言い伝えられているもの。

(2)フライング・バットレス

出展:https://edition.cnn.com/2019/04/15/europe/notre-dame-artifacts/index.html

フライング・バットレスは大聖堂の脇から張り出す様な形で出っ張っているものですが、これは建設当時、高い建物を建てる技術が発達しておらず、建物の重みを分散する為に考案されて取り付けられたもので、単なる飾りではありません。

これが損傷していると建物の倒壊にも繋がりますので状態の確認が急務です。

(3)その他

他にも、絵画、石像、聖遺物や地下の墓地に埋葬されているものなどたくさんの価値ある物品の状態の確認が必要とされています。

5. ネットの声

 

6. まとめ

全ての聖遺物と芸術品は無事!との声もありますが、未だ確認がとれていない物品が何点かありますので、それらの確認が急務です。

速報の様に全てが無事であることを祈っています。

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